『戦争法案』ってなんじゃいな?

どうも、やまたんです。(定着してきたかな?)

 

よくFacebookとかニュースを見ていると、『戦争法案反対』とか『憲法改悪反対』っていう記事や投稿を良く見かけるように今年放ったわけですが、そもそも何を持って『戦争法案』って騒がれているのでしょうか?もし本当に戦争のための法案だったら、怖いし不安ですよね?今回はそこらへんを解説したいと思います(僕も完璧に理解はできてません笑)

 

(1)戦争法案ではなくて、憲法改正

まず、現自民党総裁で首相の安倍総理は、断じて戦争法案を立案したわけではないということです。あまりにも周りの大人たちが戦争法案って言っているので、そもそもが、何だったのかないがしろになって来ている気がします・・

基本的に述べられていることは、憲法9条改正、集団的自衛権の解釈変更が大元の火種なんですよね。ではどんな解釈変更なのでしょうか?

 

(2)日本国憲法第9条とは?

そもそも解釈を変更するにしても、憲法9条はなにを指すのでしょうか?口語訳されたわかりやすいソースがあったので、引っ張って来ました。

f:id:esp_yuta:20160930110826j:plain

www.huffingtonpost.jpより 

 とまあ、こんな感じに日本は自国を守る以外には武力を行使しないしそれを目的とした組織、いわゆる軍隊の保持も認めてないわけです。

 

(3)どう変わるか?

9条の内容がわかったところでさて、どう変わるのか?ここが今回のミソです。

箇条書きにして記してみようかと思います。

  • そもそも自衛権国際法上は存在することを前提においた憲法解釈
  • 自国や同盟国を守るための最小限の武力行使の参加権利
  • 国際平和が脅かされる場合に国連武力行使を決定したばあい最小限の参加

とまあ、ざっくりにこんな感じです。

 

(4)この法案の必要性

『戦争法』などと揶揄されてますが、日本の安全保障上必要だからこういった草案が提出されるわけで、意味なくやっているわけではないのですが、いったいなぜ必要なのか?

  • 他国に対する抑止力になる
  • 隣国の活発な活動に備える
  • 『いざ』というときに最低限でも行動が取れる

といった点で必要なのだと思います。そもそも憲法は戦後ずっと変わっていませんが、世の中(国際情勢)は刻一刻と変わっていきます。政治は生き物なわけでこれには柔軟な対応が求められるのが今の政権の判断なのでしょう。

 

まとめると、これが施行されたからといって明日からすぐに戦争になるわけではないですし、抑止力、行動力ともに制限された中でもある程度柔軟に対応できるようになるので、僕個人的には安全だと思いますが。しかしこれに賛同しない人も多くいてそれで『戦争法』などと言われる理由でもあるんです。もちろん正しい憲法改正の手順や、より適切な改正内容のための議論と情報公開はしていくべきだし、反対している人への説明もしていくべきだとは思いますが・・・ね。

結果的にわかりずらい内容になっちゃいましたがご容赦を。

 

ではでは。